ビジネスで勝つ!孫子の兵法?孫正義の二乗の兵法?

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ビジネスで勝つ!孫の兵法?孫正義の二乗の兵法?

皆さんは、孫子の兵法を聞いたことがありますか?

兵法は、戦うための戦法で、戦争に勝つための方法です。

2500年前に中国の孫武とういう将軍によってまとめられた書です。

孫武は、自身の経験をもとに、様々な戦いで得た知識や知恵を凝縮し、独自の戦略思想を展開しました。

孫武は戦争における統率力にも優れており、魏・趙・韓などの諸国に仕えて数々の戦いで功績を挙げました。
特に、紀元前512年に行われた長平の戦いでは、韓軍を壊滅させる大勝利を収め、その後も魏の武将として活躍しました。
孫武は、その戦略思想や軍事経験から、後の歴史においても多大な影響を与えた人物の一人として評価されています。

この孫子の兵法ですが、現代においても、その考え方が、ビジネスでも利用できるということで応用されています。

それは、「駆け引き」であり、「段取り」であり、「競争」です。

たとえば・・・

  • 「長期戦」は絶対にしてはならない
  • 致命的な痛手をこうむって勝つより、余力を残して負けよ
  • ”逃げるが勝ち”
  • 「がむしゃらに頑張る」のは計画に無理があるからだ

などなどです。

ビジネスやプロジェクトを進める有効な方法が学べたら、よいとは思いませんか?

僕もそう思って、何冊か本を読んでみました。

そんな、孫子の兵法をベースに、孫正義さんが、あみだした「孫正義の二乗の兵法」というものがあるらしいのです。

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病床であみだされた「孫の二乗の兵法」

孫正義さんと言えば、今や世界的企業ソフトバンクグループの創業者です。

アメリカのビジネス誌「ファスト・カンパニー」でもシリコンバレー最強の男と評価されました。

いまこの地球で、テクノロジーの世界に起きる「次の波」に最も影響力を持っている人物は、孫正義以外にいないだろう。ジェフ・ベゾスも、マーク・ザッカーバーグも、イーロン・マスクも孫にはかなわないのだ。

資金力ではこの3人のほうが上かもしれない。だが、孫正義のように「野心」と「想像力」と「胆力」の三つを持ち合わせている人は他にいない

ファスト・カンパニー

そんな、孫社長は、1982年に慢性のB型肝炎と診断されました。

当時、慢性肝炎の治療法はまだ確立されておらず、肝硬変から肝臓がんへと進行する可能性が高かったようです。

数年後には、死ぬかもしれないと医師からも宣告されました。

当時、25歳で、会社を創業したばかりです。

さすがの孫社長も落ち込み、涙したようです。

数カ月後には、気持ちを切り替え、たっぷり時間が使える最初で最後のタイミングだと本を3000冊読まれたそうです。

本は最高の自己投資ですね!

そのときに編み出されたのが、「孫の二乗の兵法」です。

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風林火山海!?

孫子の兵法では、「道天地将法」、「智信仁勇厳」、「風林火山」の14字からなります。

孫正義の二乗の兵法では、それに11文字加えられて、25字で構成されています。

孫社長は、これら25字を片時も忘れることなく、「新しい事業に取り組むとき」、「中長期のビジョンや戦略を考えるとき」「試練にぶつかったとき」に自問自答されているそうです。

皆さんも 風林火山 という言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか?

戦いにおける四つの心構えを述べた語。風のように素早く動いたり、林のように静かに構えたり、火のような激しい勢いで侵略したり、山のようにどっしりと構えて動かない意。転じて、物事の対処の仕方にもいう。時機や情勢などに応じた動き方。▽「其の疾はやきこと風の如ごとく、其の徐しずかなること林の如く、侵掠しんりゃくすること火の如く、動かざること山の如し」の略。戦国時代の武将、武田信玄たけだしんげんが旗に大書し、旗印に用いたことで有名。

goo 辞書

孫社長は、この風林火山に海を加えて、風林火山海 としています。

そして、海を「勝った相手を包み込む」と定義されています。

M&A、合併など幾度となく繰り返すタイミングで、このの考え方が、役に立ったと思えてなりません。

勝った後に、相手をどうフォローするのか?

それは、長い目で見たときに、またになるのか、味方になるのか、大きなポイントです。

世界的な企業となったソフトバンクグループが、どのように勝ってきたのか、今後の世界がどうなっていくのか?

「ソフトバンクで占う2025年の世界」、一読してみては、いかがでしょうか?

ありがとうございました!

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