歳のせいで頭が働かないと思っているあなた!年齢は関係なく変化します!脳は成長します!
皆さん、脳の成長は、20歳くらいで止まってしまうと聞いたことがあるでしょうか?
20歳くらいを目処に、脳は、衰えるだけだと昔は、言われていました。
しかし、実は、いつまでも変化し続けているようです。
その変化は、時計の秒針のように、気づかれにくいものです。
変化することで、環境に適応、つまり、成長できると言うことです。
いつになっても、成長できると思うとワクワクしませんか?
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そうなんですね!
脳はよみがえる!
昔、脳は20歳を過ぎると衰えるだけだと信じられてました。
しかし、実は いつまでも 変化し続けているようです。
エクササイズすること、物事に関心を向けることが脳を変えていく重要な要素のようです。
脳が変わると、頭がよくなる、うつが治るなどの効果が出てくるようです。
2001年に、アメリカで眼科医のマイケル・バーンスタインさんは、54歳にして脳卒中に倒れ、左半身不随となってしまいました。
リハビリ専門化の方にも見放され、靴紐を結ぶことも、できない状態でした。
もちろん、再び眼科医として働くこともあきらめられていました。
しかし、彼は、あきらめませんでした!
動く方の手をミットをはめて、使えなくする、CI療法というものがあります。
このCI療法を、週に5日間、2週間続けたようです。
その間には、ドミノ倒しをしたり、窓を拭いたりすることを繰り返しました。
また、缶を移動したり、字を書いたりしていたとのことです。
努力を続けたっ結果、なんと、回復の兆候が見られました。
そして、彼が、60歳の時には、得意だったピアノのリサイタルを開くことができたようです。
ピアノのリサイタルでは、ショパンのボロネーズなどを見事に弾けるようになっていたそうです!
脳卒中が、起こると、脳の神経細胞が死んでしまいます。
まさに、リハビリによって、よみがえったのでした。
実は、死んでしまった脳が生き返ったのではなく、健全な他の箇所が、失った部分を補ったということです。
脳は環境の変化に対応し、何歳になっても絶えず変わりつづける
よみがえる脳
無力な状態で生まれる
生まれたての動物は、基本的に生まれてすぐに、動くことができます。
イルカは、すぐに泳げます。
キリンは、数時間で立てるようになります。
それは、動物の赤ちゃんが、決まったルールに従って、脳が発達するためです。
決まったルールがあるので、柔軟性がありません。
柔軟性がないということは、環境の変化に対して、適応していくことができないということです。
逆にすると、決まった場所以外では、生きていくことは難しいということです。
それに対して、人間は、ほぼ無力な状態で生まれてきます。
歩くまで一年かかります。
考えを明確に表現するまで二年かかります。
自分で生きていくために何年もかかります。
無力ということは、何もないということです。
そして、柔軟性があるということでもあります。
人は、とてつもない寒い地域でも、暑い地域でも、生きていくことができます。
若い脳は、ゆっくりと環境に合わせて形成されていきます。
幼少期の脳
脳細胞の数は、大人も子供も同じようです。
違いは、細胞同士の接続にあります。
シナプスと言われる、細胞同士の接続が、幼少期は、とても速いスピードで形成されます。
2歳までに、シナプスの数は、100兆以上になります。
大人になるまでに、その数は、半分になっていきます。
それは、衰えるということではなく、必要なものが残り、不要なものが消えていくということです。
そして、それが、個性となります。
環境によって、必要なもの不必要なものが、決まります。
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人それぞれ、必要なものや不要なものが違いますね。
10歳代の脳
20年前までは、児童期が終わるまでに、脳の発育は終わるとされていました。
しかし、最近では、25年くらいかかるとされています。
10代の人が、知らない人に見られる不安は、成人よりはるかに強いようです。
それは、15歳をピークに自意識が高くなり、成人になるにつれて、慣れていきます。
10代の脳は、また、危険を冒すようにできているようです。
報酬と誘因のバランスが悪く、報酬への反応が増えているためです。
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ゲームなどにハマりやすいのは、このためかもしれませんね!
反面、決断や配慮、将来のシュミレーションなどの能力は、子供の時とほぼ同じようです。
つまり、思春期は、決断ができないまま、報酬への反応が強くなるので、情緒的に過敏になり、感情をコントロールできない時期となります。
10代の若者の人となりは、単なる選択や態度の結果ではなく、神経が必然的に大きく変化する時期の産物なのである。
あなたの脳のはなし
大人の脳
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25歳くらいになると、児童期と青年期の脳の変化が終わります。
しかし、大人の人となりは、固定され動かないわけでは、ありません。
成人しても脳は、変化し続けます。
経験が脳を変化させ、脳は、その変化をとどめます。
ロンドンでは、タクシードライバー向けの試験があり、世界一難しい試験と言われることもあります。
この、「ナレッジ・オブ・ロンドン」試験は、記憶力の偉業とされています。
ロンドンの広範な道路を、あらゆる組み合わせと配列で記憶しなくてはなりません。
ロンドン市には、320のルート、2万5千もの通り、2万にもおよぶ名所があります。
ホテル、劇場、レストラン、大使館、警察署、スポーツ施設 など、全てを網羅しなくてはいけません。。
ロンドンのタクシーの運転手の脳を研究した結果、経験を積めば、つむほど、記憶に関係する海馬の後ろの部分が大きく成長していることを発見しました。
このことは、成人の脳は、固定されていないばかりでなく、大きく再構成されることもあることを実証しています。
また、アルベルト・アインシュタインは、バイオリンを熱心に弾いていたそうです。
彼の脳を調べた結果、左手の指に関係する脳が、拡大していたとのことです。
バイオリンでは、左手の指で弦を引くためです。
つまり、大人になっても経験を積むことで、脳が変化し続けるのです。
ご挨拶
如何だったでしょうか?
必要な変化以外にも、病気や薬の投与によって、脳が変化してしまうケースもあります。
その際は、性格が変わってしまうようなこともあるそうです。。。
いずれにしても、見る映画から、仕事の内容、習慣が日々、脳に変化をもたらします。
若い時の環境が、脳を作るように、大人になっても脳は、環境に適応していこうとします。
脳は、いつになっても変化できるのです。
自分が望めば、良い方に変われるはずです。
いろいろ挑戦していきましょう!
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最後まで、ご覧いただき、ありがとうございました!
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