本当に!?世界で大豆はそんなに食べられていない?
皆さん、大豆を食べていますか?
日本では、いろいろな形で消費されています。
納豆、大好きです!
しかし、他の国では、そんなに食べられていないようです。
大豆は大きな豆という意味ではありません。
大豆は大いなる豆ということで大豆と呼ばれているそうです。
大豆に興味のある方、ぜひご参考ください!
日本の大豆
大豆は稲と同じ時期に中国から伝わってきたと考えられていました。
そのため、日本の大豆の栽培は、弥生時代以降と考えられていました。
しかし、縄文時代の大豆とみられるものが見つかり、今では、縄文時代から日本独自で栽培されていたと考えられています。
縄文時代以降、5000年の時を経て、全国各地で様々な特徴を持つ在来種が育まれてきた。
日本に様々な品種が生きながらえているのは、海に囲まれ南北に細長く、高低差も激しい国土のおかげです。
消費方法
国産大豆の利用用途は、豆腐53%、納豆16%、煮豆惣菜10%、味噌醤油10%となっています。
最近では豆乳の伸びが、目立っているようです。
豆乳の消費量は、この20年間で、約10倍に拡大しているそうです。
豆腐
消費されてる大豆の7割はアメリカ産で、国産は、7%だそうです。
豆腐は、大豆1キロ当たりで、10丁ぐらいの豆腐ができるようです。
大豆加工食品中、豆腐の製造量は、ずば抜けて多いです。
豆腐は、江戸時代初期から、食卓に、なくてはならないものでした。
納豆
納豆は、この50年間で、支出金額が4倍くらいになっています。
関西人は納豆を食べないと言われてましたが、今ではそうではなくなってきています。
納豆の生産量ナンバーワンは茨城県で、”おかめ納豆”で知られるタカノフーズも茨城県が創業の地です。
庶民が、納豆を食べるようになったのは、江戸時代中期に入ってからです。
納豆がより食べられるようになったきっかけは醤油が、庶民にも一般的に安く入るようになったためだとされています。
1977年に、一人前の個別包装が登場することで、代表的な国民食となりました。
味噌汁
代表的な味噌の用途は、味噌汁ですが、味噌汁が一般的に飲まれるようになったのも江戸時代からです。
その時代に、すり鉢が普及して大豆を簡単に潰せるようになったからです。
醤油は千葉で最も多く生産されていて全国の4割に上ります。
キッコーマン、ヤマサ醤油、ヒゲタ醤油とトップ4のうち3社の創業地が千葉となっています。
しかし実際醤油の発祥の地とされているのは和歌山県です。
出荷数世界一は、日本じゃない?
生産第一位は、アメリカですが、出荷国第一位は、なんとブラジルです。
ブラジルを世界一位の出荷国にしたのは、日本のようです!
過去に、大豆は、アメリカの独占状態だったようです。
1973年に、オイルショックの影響を受けて、大豆の値段が2倍となりました。
それを受けて、当時の田中角栄政権が、多角化の一環として、ブラジルでの生産協力事業を始めたといいます。
22年をかけて、日本から700戸以上の農家が入植しました。
ブラジルの品種の一つは、”Doko”(ドコー)といい、感謝の気持ちをこめて、協力事業を支えた、土光敏夫さんの名前からとられているそうです。
消費量一位は?
アメリカとブラジルは、大豆の2大生産国ですが、食用としては、消費のうちの1割も使われていません。
海外では、燃料や家畜の飼料に利用されることが多いです。
しかし、日本では、消費量の3割が食用となっています。
燃料や家畜の飼料、食用全体で、第一位は、中国です。
そして、アメリカ、アルゼンチンと続きます。
日本は、消費量ランキングでは、10位となります。
大豆はヘルシー!
大豆は、ハーバード大学の教授が認めるほど、健康に良い食材です。
健康な細胞を維持するために必須なタンパク質が、豊富に含まれています。
大豆は、そのまま食べると固いため、海外では、食用として消費されていません。
日本では、豆腐、納豆、味噌、醤油として、さまざまな形で消費されています。
このことが、日本の長寿世界一にも関係しているそうです。
タンパク質は、肉に比べて低カロリーで、血中コレステロールを下げる役割があります。
そのため、動脈硬化を予防することができ、血圧を下げることになります。
大豆には、イソフラボンという栄養素があり、ガンのリスクを低減させます。
また、カルシュウムが、流れ出ることを防ぐので、骨粗しょう症や更年期障害の緩和が期待できます。
また、大豆には、食物繊維が含まれていて、便秘や糖尿病の予防に効果があります。
大豆に含まれるサポニンは、脂質の代謝を促すので、肥満防止につながります。
レシチンは、美肌効果とアルツハイマーの予防に聞くとされています。
さらに、オリゴ糖も含まれていて、腸内環境をきれいにし、免疫力や老化防止に効果があります。
大豆、すごいですね!
ご挨拶
皆さん、如何だったでしょうか?
海外では、あまり食べられてないようですが、日本では、様々な形で食べられてますね。
しかも、ヘルシーで、効果がいろいろありそうです。
いっぱい食べましょう!
最後まで、ご覧いただき、ありがとうございました!
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